
ピエール・フリック ゲヴュルツトラミネール マセラシオン サン・シュルフィト・アジュテ 2021
¥4,950
¥4,950
【産地】フランス アルザス
【タイプ】オレンジ 辛口
【品種】ゲヴュルツトラミネール
植樹:1990年代
位置:標高350m、北東
土壌:黄土の石灰質粘土、鉄分を含む石灰質粘土
醸造:7日間全房マセレーション、16日間アルコール発酵、オークのフードル(120年以上経過)で7ヶ月間熟成
丘の頂上に位置する、ロット・ミュルレの区画は日照時間も多く、果実も熟しやすい。
黄金に近いオレンジ色。柑橘類の花、赤い果実、シナモン、バニラ、生姜の香り。
余韻は長く、胡椒やラム酒、バラやオレンジのジャムが感じられる。
≪ピエール・フリック≫
1970年にビオロジック、1981年にビオディナミを開始した、アルザス有機農法の先駆者。
当主ジャン・ピエールは、コルマールの南、ファッフェンハイム村にあるブドウ農家の12代目。
長年の真摯なビオディナミ栽培により力強さを備えたブドウ樹には生命力が吹き込まれ、近年はボルドー液の使用も大幅に低減した。
12haの自社畑の一部は、ブルゴーニュと同じジュラ紀ドッガー時代(バトニアン期、バジョシアン期を含む)の魚卵状石灰岩も豊富。醸造時は、白品種も全て全房でプレスし、100年以上使い続ける30hlのフードル(大樽)で熟成。1988年以来、補糖を一度も行っていない。
複数ある亜硫酸無添加キュヴェには立体感ある舌ざわりがともない、触覚的なテクスチュアが現れる。
信条は、「ブドウの樹は、天と地をつなぐ架け橋。ワインの本質とは審美的なものであり、それは芸術の一分野を占めている。
ワインは自然への愛と、畏怖の念が刻印されるべきものである」。
(インポーターコメントより引用)