ルイシュ・ロペシュ モーリッシュ ブランコ 2022
¥4,950
【産地】ポルトガル バイラーダ
【タイプ】白 辛口
【品種】マリア・ゴメシュ、ビカル
モーリッシュとは英語でMore+ish、「つぎつぎと杯が進む、もっとほしくなる」といった意味。
本人は自分のワインをglou glou(仏語で“ごくごく”と喉の鳴る音)なワインだといいますが、上品な果実味と、白い花、アーモンドの余韻が長く続く、品位を感じるワインです。
≪ルイシュ・ロペシュ≫
醸造家ルイシュ・ロペシュはポルトガルで醸造学を修めたのち、ブルゴーニュ、ニュージーランド、ドイツで醸造家として働き、2006年にポルトガルへ帰国しました。
帰国後はダン地方のキンタ・ダ・ペラーダで醸造責任者として働き(2006〜2017)、アントニオ・マデイラ氏の元でも醸造コンサルタントとして勤務しています。
ルイシュは伝統と先進技術の共存するブルゴーニュや、世界のワイン市場でクオリティーワインとして認知の広がるニューワールドでも醸造経験を積みました。
クラシック/モダン/ナチュラルなどワインのスタイルによらず、こよなくワインを愛するルイシュですが、フランスにいた頃の忘れられない経験の一つはピエール・オヴェルノワとのディスカッションだったそうです。醸造中の亜硫酸の是非について、とことんまで質問を投げかけたといいます。
2022年現在、ダン地方のアントニオ・マデイラ氏の元で醸造コンサルタントとして働きつつ、買いブドウで、自身のワイン造りをしています。
友人のワイナリーを間借りして、コンサルタント業の合間を縫ってのワイン造りなので、初VTから2021年VTまでの毎年の生産量は1000本以下。
そんな彼の2013年のワインを、2019年にパリのポルトガルワインバーでラシーヌの開発ティームが飲み、彼にメッセージを送ったことから、ルイシュとのやり取りが始まったのですが、彼にとってはあまりにも思いがけず、嬉しいことだったそうで、彼自身の生産が本格的に始まるまでは、ほとんどの生産ワインを日本に向けて出す、とまで言ってくれました。
人柄もさることながら、醸造センスとワインへの見識の深さから、他の生産者からも「彼はナショナルスターだ」と高く評価されていて、これからのポルトガルワインシーンにおいて重要人物になることは、間違いありません。
(インポーターコメントより引用)